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2016年11月18日

WTS通信 216

WTS通信 216

股関節骨頭壊死の患者さんが、
体調を悪くして治療に来られました。

 

その方は当院に来られて20年くらい
経ちますが、最初は手術を考えなければ
ならないほどの痛みでした。

 

私が治療するうちに、ペインコントロールが
できるようになって、仕事にも問題なく
行けるようになりました。

 

その人はスポーツが好きで、
スポーツジムにも通っています。

 

ついこの前、スポーツジムに入ってきた
ベッド型のマッサージ機に乗ってみませんかと
インストラクターから言われ、自分の体のことを
話すと、「そういう人ほど、このマッサージを
受けるべきです」と押し切られ、やってしまったそうです。

 

後悔は後からきて、
体調がめちゃくちゃ悪化しました。

 

いろいろ治療をし、かなり動けるようになりましたが、
まだ残っているところの痛みが消えません。

 

NMRTで調べると、外で使っているものに
問題があることが分かり、細かく調べると、
スポーツジムで履く靴と分かりました。
それが合わないと体は言っています。

 

本人に聞くと、体を曲げて靴紐を結ぶのが
大変なので、しっかりと締め切らず、
緩い状態にして運動しているとのこと。

 

原因がわかりました!

 

その靴を履くのはしっかりとしめるか、
マジックテープで止めるようなものにする
ことを話しをし、その靴で運動するのを
拒絶している身体を治療すると、
すべての痛みは消え去りました。

 

WTSは、その異常、症状が何によって
生じているかまで見つけることができるので、
それに対するアドバイスと治療を行えるのです。

 

たとえ治療できても、原因となっていることを
変えなければ再発してしまうのは目に見えています。

 

各会員諸氏も、原因が特定できるものは見つけ、
アドバイスをしてください。

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