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2016年8月19日

WTS通信 154

WTS通信 154

タイプ

世の中には、作りだされたものを
使いこなして満足したり、それを
バージョンアップすることが出来る
人達がいます。

もう一つは、既存のものに満足せず、
自分が何かをつくり出すタイプの
人達がいます。

私は後者なんだろうと思います。

以前にも書きましたが、一緒に勉強している
先生たちが、別のセミナーで私の知らない
良いテクニックを学んでくると、非常に
悔しい思いをしました。

私の治療院の予約は、2カ月先の予約
まで入れられるので、急にセミナーがあると
言われても出られないことも何回かあったのです。

そのとき私は事情があってセミナーに
出られないと言っていました。

しかし、出られなかったセミナーの内容を、
あとから出た先生の話を聞いて、

「ああ、出なくて良かった!」と思うことも
ありましたが、「くそー、何としても無理してでも
出ればよかった!」と思うことも何度もありました。

だから私はそれ以降、何をしてもセミナーで
良いものがあれば出たものです。

それが、今予約の入っている患者さんに、
「急用のため休みます」と言って予約を
取り消してもらったり、変えてもらったことも
良くありました。

そういうことをしてでも新たな
素晴らしいテクニックを学び、必ずや
患者さんのためにしっかり学んで
身につけるぞ、という気持ちで
セミナーに臨んだものです。

今の私には、何か別のテクニックを
次々に学ぶ必要はなくなりましたが。

だから、私がセミナーを行うとき
事情があって出られないという話を
聞いたり、使いこなせないからWTSを
やめるということを聞くと、「ああ、
その程度の気持ちね」と思ってしまいます。

もちろん止むにやまれない事情と
いうものもあり、私にもそういうことは
ありましたので、全ての人がそうだとは言いません。

しかし、何かを時間をかけ、お金をかけて
学ぶということは、そういう気持ちでやらねば、
何ごともいっぱしの使い手(治療者)に
なれないのじゃないかというのが
私の考えであります。

私のセミナー以外でも、何かを学ぼうと
する人達には、決意とか決心とか、信念を
持って学んでほしいものだと思います。

何か、いまの若い人たちには、そこまでの
貪欲さを、根気を持たない人が多いような
気がします。

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