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2016年8月9日

WTS通信 146

WTS通信 146

やめなさい!

一生懸命にカイロプラクティックを勉強し、
努力してオステオパシーを学んでいる
学生たちよ!

その努力をやめなさいとは言いません。

しかし、それを身につけることが出来れば
人を治せるんだなんて思い、考えることは
「やめなさい!」

確かに私は今も手技であるBDFT,
ニュートラルバランス、インパクションテクニック、
ローカリゼーション等々の手技を作ったり
バージョンアップしたりを続けています。

それは手技でどこまで人を治していけるか?
という私の研究テーマであるからです。

しかし、人は複雑であり、難しいものであり、
生きて、常に変化をしている生命体です。

何もWTSを身につけねばダメだなんて
不遜な意見をいうつもりはありませんが、

人を治すという行為において、今自分が
やっているもののみ追求すれば良いという
考えはやめた方が良いです。

あなた方の技術が上達していくよりも早く
環境悪化が進み、体調悪化の原因が
複雑化する中、多くのことを知り、理解し、
身につけることが大事です。

もう少し真実を知るべきです。
体験すべきであろうと思います。

そういうものが世の中にはあるという
ことから、目を離してはいけません。

そういう気持ちをお持ちの方は、
9月に行うWTSのガイダンスに
是非とも参加して頂きたく思います。

まずは私の治療技術レベルが
どの辺にあるのか、手技のセミナーに
参加されてみるのも良いでしょう。

手技もろくに出来ない人間が、いくら
こんなことを言っても、信ぴょう性出ませんものね!

多くの人は、自分の慣れた場所にいることが
安心だし、安全だと思い込みがちです。

また、寄らば大樹の陰と思って、
大きな組織に与していれば大丈夫と
思っているのも、ものすごく変です。

なぜならば、現実の治療では、患者さんと
1対1の真剣勝負であり、他者は入れません。

権威や組織があなたを、その時に
助けてくれるのではありません。

治療家はやはり、1匹狼、群れをなして
多くの人と同じことを学んでいれば
安心なんて、絶対無しです。

むしろそれを超えたところに
力は存在します。

それにたどり着いたものだけが
能力を得られます。

しかし、それだけの能力を身につけて
いないうちは、そういう所で学ぶことを
否定しませんし、そうするべきです。

「守破離」は大事です。

「有法をもって無法と為し、無法をもって
無限と為す」 ブルース・リー

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