ワールドセラピーシステム

正確なテクニック シリーズ・オステオパシー

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今回クラニアルセミナーでは、
技の正確さと言う話を書いたが、
教える側がちゃんと教えたつもりに
なっていても、学んだ側が、きちんと
正しくそれを用いなければ、全く効果は出ない。

 

今回の中級で身体を治すということを
行ったけど、その中の2人の受講生は、
治すために私の作ったインパクション
テクニックを用いていた。

 

今回はクラニアルを学ぶため、初級の
復習も含めて、お互いに治療をして
貰ったためである。

 

私が彼らのインパクションを行うところを
見ていて「できていない」と感じたので、
きちんと治療されているか確認すると
案の定ダメであった。

 

2人とも、何回かやってもダメである。

 

私には何故効果が出ないか分かってるが、
どんなに素晴らしいテクニックでも、
正しく用いなければ効果を出さない。

 

2人ともインパクションテクニックの
派手なところを強調しているやり方であるが、
精密に使えていないので効果は出きれてない。

 

大変残念なことである。

 

7月に再びインパクションテクニックを
公開、教授しますが、幸いにこの2人の
うち1人は、今回のインパクション
セミナーを再受講されるので、新しい
方法(テクニック)と共に、きちんを
手順を学び、きちんと効果を出してもらいたい。

 

このようなこともあり、私は何かの
テクニックのセミナーで大事なものは、
2~3回は受けなおすべきだと強調している。

 

それは自分の技術を深めるためであり、
再確認、および新しい形のテクニックを
学ぶためであもある。

 

以前に学んだことを無駄にしないためにも
再受講をお勧めする次第である。

 

残念ながら、日本でオステオパシーを
学ぶ人には2つのパターンがある。

 

難しくても、そこに価値ありと
頑張って続ける人と、これは自分の
手に負えないとあきらめる人である。

 

教える側として、後者の人は一流には
なり得ないと思いますがとても残念です。

 

いま「触れるから~」を継続して受講
されている女性がおります。その人は
医師ですが、それまで治療の勉強は
していません。だから最初の数回は
「分からない」を繰り返し言っていました。

 

しかし、前回くらいから、「感覚がよく
分かるようになった」そして「今まで
学んだことが別々のことではなく
繋がっていて関係していることが
よく分かってきた」と言ってくれました。

 

それこそ私の望んでいたことです。

 

どんなに難しくても、やり続けなければ
物になりません。

 

そして続けた人にだけわかる境地
というものがあります。

 

険しい山に登るのは大変であり、
脱落者がたくさんでます。

 

それはWTSに対しても同じです。

 

しかし、上り詰めた頂上には
本当に素晴らしい世界が待っています。

 

インパクション・テクニックに関して言えば、
これは私がわざわざアメリカのAAOの
学会に行って発表してきたテクニックであり、
その時に、今やD.O.になったジャレッドさんが、
私のテクニックに感銘を受けてくれ、
縁が出来たのです。

 

私はテクニックを出し惜しみしていません。
受講した先生が、教えたことをきちんと
受け止めることです。

 

より多くの先生が、7月のインパクション
セミナーに参加されることを願っています。
今回のセミナー後、またしばらくはやりません。