ワールドセラピーシステム

面白い(?)症例 シリーズ・オステオパシー

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最近、左手首を骨折した方で、やっと
骨の固定が取れたのですが、手首が
固くなってしまったので、医者が手首を
柔軟にするため、手首を折り曲げてストレッチ
する運動をするように言われたそうです。

 

「どうやるんですか?」と私。

「このように合掌をして押します」

 

すると右手首のように曲がらないので、と言って
やって見せてくれました。

 

1回目は5本の指も合わせて曲げます。

 

2回目は指は触れず、手首だけ曲げてみました。
すると両手首は同じように曲がりました。

 

そこで私が、「あなたの手の問題、固いのは、
手首に問題があるからではなく、指ですね」というと、
きょとんとしているので、私は左手の指を検査し、
何本かの指の血管緊張に異常を見つけたので治療し、

「もう一回合掌して動かしてください」と言って、
やってもらうと、今度はちゃんと手首が曲がりました。

 

本人曰く、「本当に指ですね!」と。

 

治療者は、医者がこういったとか、本人が
このようだという言葉に考えをとらわれずに、
自分の目で、手で調べることで、真実を
見つけなければなりません。