武術「気」と治療「気」は違うということを
以前にも書いた。
気は自らの力を使う方法は、使ってはならない。
奮発を強く繰り返すやり方は、治療では用いない。
長く柔らかく使うことが多いのである。
ただ、治療者は自らエネルギーを使うことを
理解せず用いている人と、意識して用いている人がいる。
意識しようとしまいと、いずれも気の出入りは
関わってくる。それが治療という行為である以上
仕方ないのである。
そうであるなら、どのように使うべきかを学んで
使うほうが良いに決まっている。
フルフォード先生も、気功のようなことを
毎日やっていた。
たとえ意識せずとも、病んだ気を持つ人に
対応するなら、自己の根源力を強くして
おかねばならないのは当然である。
当方には「肥田式強健術」がある。
時間も短時間で、強力な方法である。
多くの人にお勧めしたいメソッドである。