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時間ルール シリーズ・オステオパシー

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治療は難しい面がいくつかある。

 

そのうちの一つに、
治療後の安静ということがある。

 

よく治療院でのあいさつの中で、
患者さんの帰り際に「お大事にしてください」と
いうのがあるが、これは「身体を気遣いなさい」
「安静にしていてください」という意味がある。

 

どんなに悪い状態を治療してよくしても、
その時に良い状態になったとしても、最低
24時間、できれば48時間は生活において
身体使いに注意を払うべきである。

 

一度身体が良い刺激情報を受け入れて、
反応し、良い状態となったとしても、
更に身体が良く方向に向かうように
少しづつ変化させたり、その良い状態を
固定するための時間が必要なのである。

 

せっかく身体が良い状態を作り出そうと
しているときに、まだ受け入れられない、
受け取ることが出来ないような無理が
かかってしまうことで、良い方向にいく
変化を止めたり、または悪い方向に
戻ってしまうことがある。

 

このようなことが起こらないよう、
治療者側も患者に指導し、また患者側も
そのように気付くことで、より早く
身体が良くなる、健康になるという
ことを忘れなきように!

 

普段ならばたいしたことないと思うような
ことでさえ、治療後24時間は特に
注意をするべきなのである。