ワールドセラピーシステム

BDFT シリーズ・オステオパシー

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最後のセミナーのため、感覚を研ぎ澄ませる
ためもあり、今はWTSとBDFTのみ使って
治療をしています。

 

それは何度か書きました。

 

BDFT、これはもっぱら教えて頂いたことを
自分の考えや感覚でもって伝えていくわけですが、
学んで使っていなかったものも、使ってみれば
やはり素晴らしい技術であり、それが素晴らしいと
感じられるレベルに自分が来ているということ
でもあろうと思います。

 

このバイオダイナイクスというテクニックは
サザーランド先生からスタートしているの
ですが、奥深いテクニックというのは、
学んで、すぐに使いこなせるというもの
ではありません。

 

いまさらながら、それを感じさせられます。

 

私と共に10名の先生がフランスに行って
学んできましたが、バイオダイナイクスの
真髄に近づいた先生は果たして何名
いることやら、いないことやら。

 

この技術を学ぶとき、または他の深いレベル
を持つ技術を学んだとき、できること、
きちんと分かったことをよく使い、
結果を出す、そこからやることの枠を
広げていき、できることを増やしていくこと。

 

そして少しづつ難易度の高いものをやって
繰り返すこと。そして感覚をつかんでいくことです。

 

1.分からないからと言ってあきらめない
2.何度も使うこと
3、学んだことをもう一度見直すこと
4.できたら、もう一度できる先生の
感覚を伝えてもらうこと

 

これしかないと思います。

 

そしてもう一度言います。

 

バイオダイナイクスこそは、サザーランド先生
の晩年に到達したクラニアルの最高峰であり、
多くのオステオパスが目指すべき頂点である
ということです。

 

なぜ頂点の1つか?

 

それは、ロバート・フルフォード先生の
到達した境地は、また別系と思うからです。

 

いづれにせよ、オステオパシーの世界は
素晴らしく、すごい世界があるということです。

 

自分の能力が低くて、その素晴らしさを
味わえないがためにそれを過小評価して
しまうことは残念なことです。

 

そのようなことがないように、
常に自分をまず疑ってみること!

 

自分の分かったことがすべてなのか?
もっと奥があるんじゃないのか?

 

と常に考えることこそ、進化をもたらす
のだと思います。