写真にある3つの品は、上から1951年製の
万年筆の有名メーカーのペリカンの550
ペンシルRGキャップです。
ほぼ80年前位に、ドイツではこのように立派な
ペンシルを作って、使っていたのです。
しかも、かなりコンディションの良い状態を
保っています。芯の太さは1.18mmです。
今では作られなくなった太さですよね。
私はクラシック、ビンテージ、シャープペン
だけでも30本ばかり集めました。
今のシャープペンシルより味があります。
やはり書いていて楽しくなるツールの1つです。
この写真のペンシルには赤い芯をいれてあり、
何か赤字を使いたいとき用に手に入れました。
25,500円です。
その下にあるペンケースは、モンブランという
やはり万年筆の有名メーカーのペンケースで
本革製品です。
普通に買ったら4~6万円くらいするでしょうが、
これも大変安く手に入れました。17,800円です。
今はモンブランのマイスターシュテック149
という名品を収めてあります。
これは1970年代のものだったと思います。
そして最後は・・・・
とても珍しいペンで、使うためというより、
コレクション用に買いました。
組み立て式のスチールペン、つけペンで、
かつて西洋で行われた舞踏会で、ダンスを
申し込まれた女性が、その順番をメモする
ために考案されたブレスレット型のペンを
復刻したものです。
短い軸を節ごとにつなげ、先端にペン先を
つけると、つけペンになるというもので、
小さいインク壺もついています。
古の人がこのようなものを作って
娯楽品を楽しんでいたというのが
面白いじゃありあませんか?
そういう生活の中での工夫された
道具というのは面白い。
昔のシャープペンも味わいがあり、
各々その味が違います。
いわんや万年筆は当然です。
何か普段使いするものの中に、
現代人があまり使っていない道具に
趣味を持つ、そんなゆとりが欲しいものです。
それは人それぞれなんでもいいと思いますが、
そういった小道具は、生活に少しの
色どりを与えてくれますよ!