私の「クラニアル教本1」からの引用です。
「生命現象」は、必ずそれを表す「動き」を起こす。
スティル先生も、サザーランド先生も、
宇宙の叡智、神の存在について述べていて、
フルフォード先生もそれを信じていた。
当然ロリン・ベッカー先生においてもである。
叡智、神のエネルギー、宇宙の叡智が
脳脊髄液に「生命の息吹」を与え、
物体としての身体に生命現象をもたらす。
CSFの動き→タイド→生命、活力、そして
治療する力を現し、我々オステオパスは
それにアクセスし、ともに働く。
スティルは、「神は物質、動き、心に
自らを現す」と言及している。
オステオパシーが近代化を進めるために、
真髄であるこの哲学、これらの考えを
消し去ってしまったので、現代の
オステオパシーには魂であるその生命が
失われてしまっているのである。
そして、その哲学はスティルの書いた書物、
サザーランドの残した資料を集めた本
(思考の貢献、オステオパシー科学の教え)、
ロリン・ベッカーの資料を集めた本
(動きの中の生命、生命の静寂)の中には
残されている。
もしスティルの精神、オステオパシーの
真髄を知り、学ぶのであれば、これらには
必ず目を通すべきであろう。