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正月明けの連休 シリーズ・オステオパシー

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不思議と、正月休みより、この7,8日の
2連休の方が休んでいた感じである。

 

年末はバタバタ忙しく、正月は初詣に行き、
何かとせわしなくて、休んだ感じではなかった。

 

今回の2日間で本当に心身を休めた感がある。

 

休んだといっても、本を読んだり、書き物が
充分にできて満足したということなので、
世間一般とは意味が違うだろうが。

 

読んだ本や資料は、読み方として私流なのだが
1冊に限定せず、いろいろなものを少しづつ
読むやり方で、私は1冊を読み続けるのは、
よほど面白くなければやれない。

 

その中にベルナール・ダライアン先生の書いた
資料がある。ご存知の人は、私がフランスに
行って、バイオダイナミクスを学んだ先生である
ことがわかると思う。

ダライアン先生の資料を読んで改めて思ったのは、
やはりロリン・ベッカー先生の資料と、
サザーランド先生である。

 

海外の多くの進歩したオステオパス、特に
クラニアルを勉強している先生は、これらの
資料には必ず目を通しているだろう。

 

サザーランド先生の場合、入手しやすい本として
「Teachings in the science of osteopathy」と
「Contributions of thought(思考の貢献)」がある。

 

特にこの「思考の貢献」は重要な内容が
入っているようだし、ロリン・ベッカーも
そうである。

 

書いてあることが大変深く、翻訳の仕方によっては
全く別な意味にとれてしまう内容であり、
きちんと翻訳しなおして読むことにした。

 

ロリン・ベッカーについては「Life in motion」が
9割方できていて、そしてもう一つの本、
「Stillness of life」をしっかりと訳して
いきたいと思う。

 

今の私が読むことで得られることが
多いように思うからだ。

 

これらの本も、単に「頭蓋治療ができます」
くらいのレベルの先生が読んでも、深く
理解するのは難しく、これを読んで理解した
先生の解説を受けたほうがいいと思う。

 

私は今後の私の「頭蓋セミナー」の中に、
それらの教えを取り混ぜて教えていきたいと
考えている。

 

なぜならばまだ日本では、サザーランド先生や
ベッカー先生の考えを教えているセミナーは
ほとんど見かけないからである。