どんなに高性能の爆弾でも、きちんと
目標物に到達しなければ何にもなりません。
切れ味の鋭い刀をいくらめくらめっぽう
振り回しても、敵に当たらなければ、
まったく意味なしということです。
私は言いたいのは、どんなに優れた
オステオパシー技術を身に付けたとしても
学んだとしても、それを用いるべき
タイミングと場所をきちんと知りえないなら、
何の効果も出ないばかりか、かえって
身体には余計な負担をかけるだけの
結果となるということです。
それゆえに、診断技術の高度な方法が
必要となります。
オステオパシーでいうなら、「傾聴」
または「ローカリゼーション」という
ことになります。
傾聴は、その人の身体で最も強い緊張や
病件を探し出す技術であります。
これは他団体においても勉強することが
可能であると考えます(正しく指導できる
先生がいるかどうかは別として)。
2に続きます。