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圧力バランス・テクニックのセミナーを終えて(症例報告) シリーズ・オステオパシー

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このセミナーを受けた受講生からは、
このような意見を聞けました。

1.かなり複雑で難しかった
2.今まで学んだテクニックに類似した原理、
  狙いかと思っていたが違った

まあ、もっともなことであると思います。

 

今まで何度も言ってきていますが、私が
今まで作り上げた手技テクニックである
インパクション・テクニック、ニュートラル
バランス・テクニック、そして圧力バランス
テクニックの3つはどれも、各々特徴を持ち、
原理は全く違うものです。

 

そして、それらのテクニックにおけるテスト法も
そして、鍛錬法も違います。

 

今も色々と研究工夫をしていますが、私の
創り上げたテクニックは、3つ以上には
出来ないと思えるくらい違うものです。

 

今回のセミナーで、後頭環椎のリリースを
10秒以下で行うのを見せましたが、これは
ニュートラル・バランスの新しいやり方です。

 

次のNBTセミナーで公開します。

 

今の私は、3つの手技をいかに発展させて
行くかが課題です。

 

圧力バランスの中で、白眉なテクニックは、
骨盤バランスと、前方尾骨、そして頭蓋バランス
なのじゃないかと思います。

 

これらは他のテクニックにはまったくなく、
特徴的ともいえます。

 

今回のセミナーは、受講生も少なく、
これほどすごいテクニックを見逃した人たちは、
本当に悔やまれるほどの内容であったと思います。

 

今回の受講生の先生から、さっそく感想を
頂きました。

 

非常に研究熱心で、今までにも素晴らしい
症例報告を頂き、過去に何回か報告
させて頂いた先生です。

 

この文章を読んで、このテクニックの持つ
可能性を少しでも知ってもらえたらと思い、
ご本人に承諾を得て、掲載します。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

今日早速、 拘縮がある程度進んでる方に
圧力バランス・テクニックとニュートラル・バランス・ テクニックを
組み合わせて治療致しました。

 

ある男性で左手首が屈曲、 側屈、回旋して拘縮し
固まってしまっている状態なのですが
一度の治療ビックリ!!!する位、可動域が広がりました。

 

けど手首の拘縮がある程度進んでしまっているので
前面に手を当てられず、 さすがに無理かと諦めかけたのですが、
けどダメ元で後面から手を当ててチャレンジしてみた結果がこれなんです。

 

 

やった事がないやり方でやって効果が出たので尚更驚きです。

 

 

それと左足首の固まっている尖足が
一度の治療で20度可動域が広がりました。

 

 

普通なら誰が100万回関節を動かそうが
何も変わらないだろうと思われる尖足です。

 

他にもう一人、女性で両足首の尖足を娘さんが見てる中、
20度位可動域を広げる事が出来ました。

 

他の人にも、これ以上はもうこれ以上の
関節可動域の改善は無理だろうと思われる方の
肩関節、 膝関節、親指などの拘縮も可動域が広がりました。

 

 

初日だけで担当した拘縮がある方、全員
関節を拡大させる事が出来たという事になります。

 

 

あまり進行していない拘縮なら
結構な改善が見込まれるので
治療院の売りに出来るかもしれません 。

 

 

自信をもって治療院HPの適応症の欄に
載せる事を出来ると思います。

 

拘縮は動かす方も動かされる方も
なかなか結果が出ず、永遠の悩みですから
とても朗報だと思います。

 

 

今までずっと苦労してきた関節拘縮のアプローチですが
やっと改善が見込まれるテクニックに巡り会えて
気持ちも楽になり自信が持てるようになりました。

 

 

圧力バランステクニックは効果は絶大ですし、
治療してて本当に楽しいです。

 

 

是非、 このテクニックを世界へ広めて下さい!!!
ありがとうございました!

 

 

S.N 先生( WTS会員 按摩マッサージ指圧師 )