ワールドセラピーシステム

好きではないけど

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「こんなん治したんだよ」とか
「治せるよ」とかいうのは、あんまり
好きではないのですが、こういうケースが
あるということを伝えるために、
1つ出しましょう。

 

長年当院で治療を受けているAさんは、
スポーツ好きの人です。毎年スキーシーズンには
5~6回行くようです。

 

スキーはベテランの人で、絶対自分から
事故を起こしたりしないのですが、今回
後方から来た人に右からぶつけられて
転倒してしまい、右肩を痛めて当院に
来られました。だいぶ痛そうで、
手を上にあげるなんてできません。

 

色々治療し、だいぶ楽にして帰ってもらいました。

 

この方の話では、念のためこれから
病院にいって検査を受けるんだそうです。
痛みは残るものの今回治療に来られた右肩は、
だいぶ動くようになっていました。

 

病院の検査では、MRI上は、肩の腱が
少し断裂していたそうです。

 

医者曰く、「少しだけど断裂しているので、
だいぶ痛むはずなんですが・・・」

「痛くありません」

「そんなはずはない。痛み止めの薬を
出しますので、1週間きちんと飲んでください」

「痛くはありませんが」

「MRIを見れば、そんなはずはないのだけど、
おかしい。念のため飲んでください」と。

 

その人は5日くらいで止めてしまった
そうですが、また病院に行くと、薬を
勧められたそうです。

 

画像だけ見て現実を見ない医者にも
問題ありですが・・・

 

しかし、治療によりこのようなことが
起こるということが、一般の人に知られて
いないので、むしろ残念に思うのは
私だけではないと思いますが、
いかがでしょうか?