オステオパシーを勉強している人は、
知っている技術にアンワインド
というものがある。
それは、もちろん
「アンワインド・テクニック」においては
当然ニュートラル・バランス・テクニックや、
バイオダイナミックスにおいても大変重要な技術である。
これは何かというと、身体組織から出てくる
又は、身体が持っている動きに対して
術者がアクセスし、それに追随するという技術である。
それはクラニアルテクニックにおいても、
内臓マニピュレーションにおいても
非常に重要な感覚である。
これができないと当然、治療効果はでず、
それどころか間違った動きをつけてしまうと、
相手は体調を崩してしまう。
それが正しくできるためには、
①きちんとその動きを感じ取る。
②自分の持つ感覚あ動きを押し付けない。
③正常に追随しなければならない
④リリースの時間をしっかりと感じ取る。
この中でも①と②が難しく、かつ重要となる。
これができなれければ、結局BDFTも
NBT(ニュートラルバランステクニック)も
正しい効果を出しえない。
ゆえにこれらの効果を得る為の
感覚を磨く為にも内臓マニピュレーションの
自動力治療やクラニアルリズムを正常に
読み取る能力は、そして、そのトレーニングが重要となる。
「捨己従人」である。
太極拳の用語で己を捨て、相手に逆らわず、
その動きを感じ、ついていくことである。