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寝方

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世の中では、「右下で寝る」「左下で寝る」
のが健康に良いとか、ばかげたことを論じる
ものがあるそうだ。

 

健康を作る仕事のプロから言わせると、
そんな考えやめろと一言いいたい。

 

「その人が夜、寝やすいように
寝てくれれば良い。ただし、うつぶせ寝は
やめるように!」とだけ言いたい。

 

7:3か8:2くらいの割合で、
右下で寝る人が多いように見受けられる。

 

寝る時に心臓が下でなく、まだ食物が
胃に残るとき、胃から腸(十二指腸)は
左から右への移動なので、左上というのは
理にかなっていると思う。

 

しかし、健康であるなら、一晩であちこち
動いているのが本当で、その形のままで
いることの方が不自然である。

 

本当に健康体ならば、枕もせずに
大の字になって寝るのが一番
良いのだと思う。

 

肥田春充先生は、絶自然体休養姿勢
と言って、この形をとると、自然と深い
眠りにつけるのだそうだ。このところは
「正中心道肥田式強健術」という本に出ている。

 

たしか宇宙の羽音が私の身体の中に
入ってくるという表現をされていたと思う。

 

いずれにせよ、「枕を高くして寝る」という
表現がありますが、横臥位でなく寝れる人は
枕はごく低くて良いと思います。

 

横向きでしか寝れない人は、肩の高さ
ぐらいの枕が良いそうですが、いずれにせよ
うつぶせ寝はしないでください。