ワールドセラピーシステム

「インナーワーク」について

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ニュートラルバランス(NBT)、
BDFT(バイオダイナミクス)の
セミナーを通じて気付いたのが、

出来ない先生はどうも、
「インナーワーク」の能力に
乏しいのだということです。

 

オステオパシーの極意の1つが
「傾聴」であるなら、もう一つの極意が
「インナーワーク」ということになります。

 

おそらくこの言葉は、オステオパスも
手技療法家も使っていないと思います。

 

しかし、自分がテクニックを使うときに、
最もフィットする言葉がこの
「インナーワーク」なのです。

 

クラニアルテクニックであろうが、
内臓であろうが、優れたオステオパスが
身につけている能力であり、それこそが
一流と三流を分ける決定的な差である
ということがはっきりしました。

 

この能力があれば、どんなテクニックに
おいても一流となり、これがなければ
三流ということです。

 

そして、これは秘伝であり、極秘であるためか、
第3者に身につけさせるのが容易ではない為
きちんと伝えられていません。

 

もちろん、技術を教える先生方は、
「このような感じで」とか「こうやるんだ」とか
「こんなイメージで」とか教えてくれます。

 

これらの教えは実はどれも間違ってはいません。

 

しかし、このやり方では、一流の先生の持つ
感覚は習得できず、すなわち一流のテクニックを
三流にしか使えないということになります。

 

だから、これが分かっている先生も、
「勉強を続けることです」とか「経験と
練習をつむことです」という言い方に
なってしまいます。これもまたウソではありません。

 

このブログを読んだ人は、「インナーワーク」
という世界があるのだということを知ることが
出来ただけでもラッキーと言えます。

 

これがあるから触っているだけのように見えて
体の中が動かされ、これを用いるから、
あるところから全く別なところに作用させる
ことができ、これがあるから、最小の力でも
早くかつ大きく組織が変化するのです。

 

単にある角度に組織を固定していたとしても、
膨大な時間がかかってやっとなんとか
完璧じゃない程度の解放をすることが
出来るという具合です。

 

私はBDFTや、NBT,クラニアルテクニック、
内臓治療をせっかく学んでも使えないなら
絵に描いた餅となってしまうことを懸念し、

かつ世の中でオステオパシーの
自分の修得未熟をなげく先生のために、
「インナーワーク」セミナーをやとうと考えました。

 

そのこともあり、中級診断セミナー、
クラニアルステップセミナーの開催を
どうするかも考えていました。

 

つまり、「インナーワーク」セミナーを
受講する資格は、中級レベル診断セミナー、
ステップアップ クラニアルセミナーを
各々何回か受講したもののみといたします。

 

それは「インナーワーク」こそが、全ての
技術の根幹であると考えるためです。

 

詳しくは後日発表します。
とりあえず、診断、または中級クラニアルの
セミナーに申し込んでください。
(詳細の案内は後日発表致します。)