ワールドセラピーシステム

脳はいかに治癒をもたらすか

| コメントはまだありません

この本は全治療者(上級レベルの知識
技術ある先生)には、必ず読んで
いただきたい本です。

小浜島に行った時に持って行って
読んでいた本ですが、すごい刺激されました。

この本を参考に、さらに治療法を
考案していきたいと思っています。

この本の冒頭に、「healー治療という語は
治療ばかりではなく、統一された身体にする
ということも意味する」と出ていました。

BDFTは量子力学的統一を目指すのであり、
オステオパシーは身体の統一をはかることです。

またこの本には、音、音楽、光を使って
脳に働きかける具体的な話が出ています。

面白いのは、我々は、外から来る光は
頭蓋でシャットアウトされて中には
届かないと考えているけど、実は
届くのだという話しだ。

また我々は、痛みは末端から神経を伝わり
脳へ行くという考え方ですが、実は特に
慢性化に進むにつれ、脳が痛みを
作っている、そして信号を末端に
送り出しているというのである。

だから身体は急性期の身体の損傷が
治癒していても、脳の作りだす痛み刺激により
続く痛み、さらには悪化する痛みのために
苦しんでいるというのだ。

この本では時間をかけ、その痛みを
出している脳に違う刺激を作りだし、
痛み信号を出さないようにさせれば
慢性痛が消えると出ている。

詳しい内容は本を読んでいただくとして。

この本に書かれていることは、その理論が、
私が考えた新しい治療法の理論的裏付けを
与えてくれる。

つまりインパクションやニュートラルバランス、
及び新しい脳治療が有効であることを示す。

そしてそれ以外に、何がそれらの治療の
上に置いて必要なのかを私に気付かせてくれた。

やはりある程度の経験、技能を持つ先生にとって
重要になるのは情報なのである。

その他、私は非常に興味深いことが
書かれているであろう本を数冊入手してある。

また何か気付きがあれば
報告したいと思う。