大正6年に発行された「秘密宝鑑」という
本を手に入れた。
昔はこの手は本はかなり出ていたようである。
この本には、記憶術、護身術、気合術、
合気の術、人心読破術と、たいへん
興味深い内容がある。
しかし、まあ中身はあんまり大したことは無い。
この手の本は大同小異なので、私の持っている
他のこの手の本とほとんど同じである。
しかし、持っていない人には
大変面白いのじゃないかと思う。
このあたりは、きっと野口晴哉先生も
勉強していることと思う。
なんせ、野口先生は、松本道別という
霊術家(大家)の弟子であったのだから。
野口整体を勉強されている人は
けっこういると思うけど、その原点である
霊術まで勉強している人は少ないように思う。
野口先生は、オステオパシーも
カイロプラクティックも、スポンデロテラピー
(アメリカのアルベルト・エブラハム氏により
1920年に創始された脊髄反射療法)まで
勉強されていたようである。
このように、治療者は1つに偏った勉強
ばかりせず、多方面の勉強が必要と思うが
如何でしょうか。