時として患者さんに、「治療後痛みが出て、
しばらくして取れました」と言われ、治療家が
「好転反応です」と言ったり、治療後、
「好転反応が出るかも知れません」ということがあります。
この場合、たいていは、自分のやった治療に
自信がなく、「やりすぎてしまったかな?」とか、
「やっぱりしなくて良いことをやったかな」と
内心で思って、それでそのように言うことがある。
今の私は、「それは好転反応です」とは言いません。
言うならば、「あなたは治療後調子が良かったので、
帰りに買い物をして荷物を持ったり、しなくて良いことをしたり、
例えば身体が楽だったから、出来なかった片付けを
やってしまったりしませんでしたか?」というか、
「それは善と悪の戦いです。つまり私が新しい正しい
状態を作るのだけど、身体がそれについて来れない、
馴染まない、時に違和感が出ることがある」と言います。
「新しい家に引っ越して、最初馴染めず、
疲れてしまうのと同じです」と言います。
なぜそのように言えるか?
私はNMRTでチェックしているからです。