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ニュートラルバランスこそは!

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インパクションテクニックができた時に、
「こりゃすごいぞ!画期的テクニックであり、
世界にも誇れる日本人のテクニックだ」と思った。

しかし・・・

ニュートラルバランスは、最初BDFTを簡易にしたような
テクニックでしかなかったのだけど、このところ急激と
言っていいほど、進化しつつあるのだ。

これまでの治療原理とは全く異なるものなのである。

たとえば尾骨の矯正である。

私はすでに私のオリジナルな尾骨矯正を
開発していて、「頭蓋治療教本1」に載せてある。

しかし、私は尾骨に対して働きかけるテクニックに対し、
長い間不満を持っていたのだ。

尾骨を治療しながら、仙骨と腸骨もバランスして、
脊柱に影響を及ぼし、頭蓋まで影響させるような
テクニックはないかと考えていた。

ところがこのニュートラルバランスは
これをやってのけたのだ。

X先生にやってみた。

尾骨がぐぐーと動き、仙骨、腸骨と動いていくのを感じた。
私が、「どうだ、何かを感じる?」と聞くと、
「頭の方まで動いてきます」。

そして、終わって立ってもらうと、
「立つのがすごい楽です!」と。

私はすでに硬膜のニュートラルバランスも考えている。
そして、頭蓋のニュートラルバランスがほぼ完成してきた。

これも今までのクラニアルテクニックのいかなるものを
もってしても、このようなアプローチはこの世に存在しないのだ!

それがなぜ言えるのか?

フライマン先生、フィリップ・デュレル先生、
ポール・ショフール先生、ベルナール・ダライアン先生、
ジョン・E.アプレジャー先生、ジム・ジェラス先生の
講義、セミナーを受け、なおかつ多くのクラニアル
テクニックの本を持っていても、そのような概念に
基づく治療は存在しない。

このテクニックを用いて頭蓋を治療すると、
SBSも側頭骨も、同時に治療されていることが分かった!

これが素晴らしいということは、頭蓋治療を
やっている先生ならば分かることと思う。

あとは内臓に対してのニュートラルバランスを
完成させれば、おそらく無敵である。

インパクションとニュートラルバランス、
この2台巨頭のテクニックを持ち得た
私は大変幸せ者である。