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ポジティブの押し付けは

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ポジティブであることは良いことですね、確かに。
またネガティブをポジティブに変えられたら
素晴らしいですね。

しかし、これは全てにあてはまるのだろうか?

ポジティブになれない自分を非難したり、
自分をダメと思ってしまうなら、
それは本当ではないだろう。

「夢を持て!希望を持て!」という。
しかし、単純にそうなれない人がいる。

「もしその夢が叶わなかったときに
落ち込んだらどうしよう」とか、
「希望が叶わなかったらどうしよう」とか、
「やっとつかんだ夢をなくしたら、失ったらどうしよう」と
考えたなら、単なる不安材料にしかならないのである。

私は「無くなったら、またはそれを待ちきれなかったら
もうアウトですか?」「再起できないほどのダメージを
受けるのですか?」と聞く。

昔のダメ、負ける、はすなわち没落や死に繋がることがあった。
今は良い時代で、よほどのことがなければ完全にアウト、
戻れない、死が待つなどはない。

そこまでいかないなら、いくらでもやり返せる。

起業して会社を興しても、つぶれたらまた興せば良い。
命があればそれも不可能ではない。

「体と心に元気を持つことができれば、
決して不可能ではない」と思いこめれば、
「失敗は成功のもと」と考えられれば、
「夢を持つ、希望を持つ」ことは怖くなくなる。

よく「背水の陣をしく」というが、その気持ちを持てば
恐れることなく、前に出られるのじゃないだろうか?