誰でも辛い体の症状に対して、
治りたい、治したいと思うでしょうね!
当たり前でしょう?
ところが「治りたくない」「治っては困る」という
私を持つ人がいます。
これは本人も気付かず、また気付いても、それで
本当に症状を出していると思わない人が多いです。
過去に辛い時に優しくしてもらったり、テストや運動
その他で不調の時に、誰かが「あなたは風邪をひいて
体調が悪かったから仕方ない」と言って、
出来の悪いことを体調のせいにすり替えてしまう
ことを憶えてしまったりすると、体調の悪いことを
手放せなくなることがあります。
また、何か逃げ出したくなる状態があり、
体調が悪ければ、それをやらないで済むと
思っていたり、心が辛い時に身体のケガなら
周りは気付いてくれ、私に注目してくれたり、
きいてくれたり、優しくしてくれると考えていたことが
過去にあっても、治りたくない自分や症状を
出してしまう自分が作られてしまいます。
やっかいなことであり、それに気づき、変えたいと
本人が思わないと、それは治っていきません。
これを心理的逆転と私は言っています。
また、体調が悪く、自分のことなのに人任せにして
自らの意思で何とかしようと思わない人も、
本当の意味で治っていきません。
誰かに言われたから治療に来たり、
予約するのも自らの手で行うのではなく
人任せにするのもダメです。
自らの考えで、自らが行動を起こすこと自体が
治癒の始まりとなります。