ワールドセラピーシステム

技に迷いが

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研修会で見ていて、
または報告書をみていて 思ったことは、
自分に迷いがある人は 技の切れが悪いということです。

これを克服するように、自分の心の中に
「治療に対する自分の意義」
「何が起こるかに対する深い理解」
「常に上を目指す」「自分の学んでいることを信じ、
それを体現するのみ」 と考えていくことです。

「治らないのは自分の技量が未熟」と強く思っている
先生が多いように見受けられますが、私自身は、
言わないでも、常に「治らないのはあなた自身に 問題があるからだよ」
と思っています。

治療は難しいものでは決してなく、
ただ「面倒くさい」だけです。

その面倒くさいことに、術者がいかに熱心に、
一生懸命になれるかに尽きます。

「どんな難しい疾患でも、長い時間をくれれば
必ず良くなるのだ」というのが私の信念であり、
そこまで頑張り切れない人が治らないのだと心底思っています。

そして、私がそう言い切れるように、
私自身は常に自分を磨くため、
精進していこうと思っているのです。

私は自分が選んで生きていく道と思ったことは、
他の人と同じレベルというのは我慢ならないので、
やはり、「ここにこの人あり」と言われるくらいには
なりたいと努力しているつもりです。

多くの治療家にも、単に仕事だからということで
治療ということをやってほしくないと思っています。