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一芸に通じるには

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全てのことに言えるのではないかと思うのが、
天才を除いて、1つの方法、やり方を
きちんとマスターせずして、他に目が移る
やり方をしていては、何にも身につきません。

まず、これはというものを見つけたならば、
徹底的にそれを身につけるべきです。

前にも書いたと思いますが、私がきちんとした
体系で手技を学んだのはカイロプラクティックです。

矯正により、何が治る治らないを何年もやったあげく、
それはだめと次にオステオパシーに入り、
誇張法というやり方を学び、それを何年もやり続け、
内臓マニピュレーションを学んで何十年と
実践し続けました。

その間にCSTを学び、それがどのような
効果を出すかを知る為に、ぎっくり腰であれ、
肩こり、頭痛であれ、それだけで治療しました。

そしてカウンターストレインを学んでは、
捻挫だろうが内臓不調だろうが、どこまで
取れるかをやり・・・ということを続け、何が
どのような時に、どう効果を出すかを追求しました。

「一芸に秀でたものは万芸に通ず」という言葉が
あるのですが、何かを中途半端に終える人は、
結局は大成しないことだろうと思います。

まあ、今の人が、「岩にかじりついてでも」という
気持ちを持つことは難しいのかも知れませんね。