ワールドセラピーシステム

一流の講師は

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今の私がセミナーをしていて、かつ
今までのことを考えて、気が付いたことを
記しますので、参考になる点を、
今後に活かしてほしいと思います。

まず、全体の雰囲気から、今来ている
受講生の熱心さを読み取ります。

また、各自練習の時には、笑い声や
雑談をしている受講生が多いほど、
「その程度のレベルね」と講師は考えます。

私自身は各自練習の時、つまり技術を
練習する側と受ける側に分かれるのですが、
もちろんやる側には集中力が必要なことは
言うまでもないことですが、

受け手側も、きちんと相手に、自分が受けている
時の感覚を伝えるべきだと考えます。

私に言わせたら、その時どんなにきつい言い方でも、
相手にはちゃんと伝えるべきだと考えます。

いかに自分より経験がありそうで、
年上の先生に対してもです。

いいかげんなやり方をマスターして、
迷惑するのは患者さんであり、それで
術者が自信を失い、信用をなくすくらいなら
練習時に苦労すべきなのです。

手の動きが悪いというのは、初めての技術を
やるので講師もそれは仕方ないと思うでしょう。

しかし、立ち位置の取り方や、術者の姿勢など、
一目見たらどのくらいのレベルか分かります。

ましてや受け手の位置取りがへたくそなら、
もう救えないですね。

全てに共通する原則というのがあります。

一流の講師は、自分がその受講生に
身体を触ってもらわずとも、レベルが
分かってしまうというものです。

国際セミナーにおいては、親切に教えてくれる
外国人講師でも、「ああ、日本人レベルは
こんなもんだな」と思われているかも知れません。

私が受講していた時は、講師が何かを
教えてくれても、自分の感覚にそぐわないことが
あると質問したり、確認してもらったりしたものです。

そして、技術を教えてもらっている時は、常に
「それはどう使えるのか?どんな時に使って、
どんな時に使えないのか?」などの視点から
講師に質問していました。

日本のレベルがより高くなり、逆に海外に
教えに出られるくらいになれば、素晴らしいと思います。

ただ受け手で、教わってばかりいる、
いつまでも教えてもらうだけでは
情けないと思いませんか?

日本には日本の素晴らしさがあります。
それを伸ばしてほしいと思います。