藤田西湖、この名前を知っている人は
大変にマニアである。
甲賀流忍術14世と言われていた
(名乗っていた)人である。
中国拳法を日本に紹介して広めた
松田隆智氏の名著「謎の拳法を求めて」で
南蛮殺到流ー藤田西湖のことが書かれている。
「最後の忍者どろんどろん」の本などは
持っていたが、たまたま最近、「藤田西湖
著作全集ー當身殺活法明解、捕縄術、
神道夢想流杖術図解、手裏剣術」の本を
手に入れたばっかりであったが、
今月の「月刊空手道&フルコンタクト12」で
南蛮殺到流の特集がされていた。
この人は大変ユニークな術を
持っていたようである。
今見ると、いわゆる「霊術」に近いのだと思うが。
興味のある人は、月刊空手道を見て下さい。
昔、少年松田氏が「南蛮殺到流」という名を
見つけ出し、直接藤田氏に会いに行ったら、
「空手何段、柔道何段になったらまた来なさい」と
言われたとか。
その正体は不明だったと言います。
それが今回「空手道」にて特集されて
いるのですからね。