ワールドセラピーシステム

回復の違い?

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これは、ひとえに受け取る側、つまり
その組織の問題が大きいのです。

幾つかの例を出します。

以前に出ていた症状と、同じ症状が出て来て、
同じ先生に治療してもらっても、
同じようには治らない。

1人の人にある、いくつかの症状で、
あまり大したことのない症状が残って、
結構つらいところは早く治った等々です。

治療のことを良く分からない一般の人は、
または、治療のことをよく理解していない先生は、
なぜそうなるのか?です。

私に言わせたら、理の当然なことが
起こっているということです。

こうなることの理由は、幾つもあります
(幾つかではありません)。

1つは、一見楽に見えている症状でも、
期間が長い(慢性時期が長い)、また、
一見単純に見えていても、複雑な原因がある、

この場合、症状の良しあし、強さによらず、
回復時間が違ってきます。

2つ目は、治療者がそこに適切な刺激を
していない、又は原因に対処していない。

3つ目は、生活上、そこに負担をかけざるを得ず、
回復を妨げている。

4つ目は、本人が無意識的に回復を
望んでいない場合。

5つ目は、体力的に弱い為。

6つ目は、治療者の言った指示に従わない、
指示した期間で治療を受けに来ない。

まだまだありますが、多くのことで、本人が
考えているようには治らないことがあります。

また、一般的に患者さんは、自分の感覚のみで
良くなった、悪くなったと考えているため、
自分の身体を正しく認識していません。

唯一、正しく診断できる先生のみが
良い悪いを言ってあげられるし、
そうでなければなりません。

患者さんは、信頼できる先生が
「まだ良くないですよ」と言われたら、
身体に注意を払い、「良くなっていますよ」と
言われたら、まだ治っていなくても、不必要に
心配する必要はありません。

良く指示に従ってください。

決して、自分の勝手な判断で、
「良くない」「良くなった」と考えて、
治療を中断しないでください。