ワールドセラピーシステム

トラウマと感情

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過去に、あるトラウマを受けていたとする。
その時に怒りを持っていたとすると、それに関して
忘れていても、その感情の記憶を閉じ込めていた
組織は、怒りの感情に共鳴してしまう。

だから、何かで怒りの感情が刺激されると、
その組織は病気を生じる。

その感情によって、体調が悪くなるからと言って
怒りを生まないように気を付けて生活したからと言って、
その人のそれを生み出した過去のトラウマから
解放してあげなければ、

そこに生まれた病変を身体は手放さないので、
本当の解決をしたことにはならない。

過去のトラウマに、きちんと対応し解消しないうちは、
一生その人の身体に、その時の感情も病変も
残ってしまう。

しかし、多くのトラウマから解放されていくと、
その人はポジティブであろうとせずとも
ポジティブ思考していくようになる。

だからよく、「ポジティブにとらえよう」とか、
「ポジティブな考え方をしよう」と言っても、
トラウマの呪縛から自由にならなければ
幸せはやってこない。

心のことも身体のこともである。