ワールドセラピーシステム

古くて新しいもの

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色々と探し物をしていると、昔出版されたもので、
内容は自分にはまったく新しく、今の時代において
知られておらず、そしてそれは今の自分の栄養と
なるものがある。

それが「ルネッサンスのオカルト学」という本である。

平凡社から出版されたこの本は、1989年のものである。

昔の人で、神秘学とか魔術、錬金術を行っていた人々は、
自然の中にある、普通には見つけ出されない力を、
なんとか捜しだそうとしていたのだ。

結局バイオダイナミクスにおけるロングタイドの力も、
この力の1つなのである。

昔の人は、それが量子力学に基づいているのだと
いう言い方はしていないだけである。

「温故知新」とはよく言ったものである。

我々には、古いからと言って、
無視してはならないものがある。

かえってそれは、最新であるかもしれないのだ。

その当時の人々に理解がなくとも、今や、
これからの科学は、それを解き明かすかも
知れないのだから。

私は「それは科学的ではない」と、深く考えもせず
言う人は、本当に救えない人だと思う。

「科学って何?」と、もう一度、よーく
考えてほしいものである。