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国井善弥

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と言ってもほとんどの人、
また武道に興味ある人でも
ご存知ないであろう。

昭和の武蔵と言われた人で、
武芸十八般ではないが、
武器術、体術の名人であり、

プロボクサーのパンチも打ちおとした、
戦後アメリカが日本を恐れ、武道など
とんでもない、廃止せよとなった時、

「日本武道は単なる格闘術にあらず。
精神性を重んじる」ということを訴え、

アメリカ人の格闘家と試合をして、その精神性を示し、
日本武道を救ったのだということを聞いた事がある。

昭和40年ごろ「武道タイムス」という雑誌が創刊され、
その後名称を改め「武道春秋」となった。

幸い私は大枚はたいて、そのうちの数冊を
手に入れることができた。

創刊号があり、その中で国井善弥氏が
紹介されている。鹿島神流の継承者である。

カイロプラクティックの有名な兼吉先生は、
国井先生の一番弟子だったそうである。

この雑誌の中で国井先生が亡くなった記事の号も
手に入れられた。

武道研究家には、垂涎の資料である。

この資料の中に、当時のアメリカの
オステオパシー業界の内情の記事もあり、
その意味でも大変貴重であり、

大東流合気柔術の記事もあり、
本当に貴重な資料が手に入ったものである。