ワールドセラピーシステム

人間の心理 ?盲点

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目は眼球内に視神経細胞がびっしりとあり、
そこに入ってくる光を捉え、情報を脳に送り、
映像を作りだすので、我々は物を見ることが出来る。

しかし、眼球の後ろに視神経乳頭というものがあり、
そこから脳に向かって視神経が伸びていくのだが、
その乳頭には視神経細胞はないので、

ここに入ってきた光の情報は
捉えることができないのである。

つまり、我々は本当なら外を見て、
何も見えない黒い円があるはずなのだ。

しかし、実際には我々は全てを見ている
(つもりになっている)と思うのだ。

では何故見えていない状態はないのか?

それは、脳が周囲の情報を元にして、
映像を作りだし、見させているのである。

つまり、脳は見えない世界を作りだし、
本人はそれがあると思って生活
している訳である。

脳は、そんな風にして、
ないところを作りだせるのである。

実際にはない感覚を感じる症状、
幻肢痛というのがある。

腕や脚を損傷し、OPで切断したとする。

すでに脚はないのに、元あったところを
指さして、足がかゆいというのである。

脳の記憶の中ではまだ脚が無くなったことを
認知できず、前にあった感覚が維持されるわけだ。

このように脳の中では、実際にはないものを
作りだしたり、又はあるはずのないものを作りだして
しまうのである。

目のレーシックという手術も、急激に見えるように
してしまうことによって、生じる神経症状が
あるはずである。

人体はそんなに急激な変化を
喜んで理由なく受け入れてはくれない。

受け入れてくれるような状態にしてから
手術をするべきなのだと思う。

私が何を言いたかったのかというと、
身体の症状というのは、単純に物理的なものから
生じているのではないのだということを

多くの一般の人も、大多数の治療家も
考えるべきだという私の考えである。

それに対応すべく、考え出されているのが
ワールドセラピーシステムであるのだ。