ワールドセラピーシステム

治療家の皆さんへ

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私自身は痛みを取る治療というのは、組織変性がなければ
難しいことではないと今までに言ってきました。

私にとって、痛みはそれほど難しい問題ではなく、
紹介するに値しないので、紹介はしません。

以前にも紹介したことのあるYさんの子供さん達の
症例について紹介することは、他では治らなかったという
同じような悩みのある人達に、我々の行う治療が、
一般医療では対応できない症状に対しても、
何かできることもあると知ってもらいたいと思いました。

何故なら多くの人は、西洋医学を信じすぎているからです。

そこで私は、Yさんに感想文を
書いて頂きたいとお願いしました。

もちろん我々は、何でも治せるのではありません。

しかし、少しでも早い時期に治療を始めたら、
助かる可能性もあることを知ってほしいと思っています。

私もこの感想文を読んで、改めて私達の仕事の
重要性を認識しました。

この文章は是非とも、治療家の先生に、
また、悩める疾患をお持ちの方にも
読んで頂きたいと思います。

そして我々治療家は常に精進し、
自らを高めていかなければならないと強く思います。

この患者さん達のお母様は、私の考え方をよく理解して頂き、
アドバイスもよく聞いてくれ、また、2人のお子さんを連れて、
1カ月に2~4回は来て頂きました。

やはり難しい疾患に対して、決定的に良くしていくには、
患者さん自身の熱意や、ご両親の理解が重要な
鍵となります。

私が言うところの、2人3脚で頑張るということです。

何か難しい疾患があれば、それを数回で完治させる
なんていうことは、私には出来ません。

しかし、もし2人3脚で頑張れたら、
今まで起こらないことが起こるのだと思います。

*****Yさんの感想文です*****

主人の一度目の海外赴任先で長女を出産。
長女は生後約10か月で斜視を発症。

1歳半で帰国し、二歳前後よりことばの遅れが気になり、
また発育全般に遅れがありましたので、
「なんとか娘の発育を促す方法はないものか?」と、
大学病院で検査を受けたり、
保健機関に相談したものの、

娘に何の変化もなく、不安とストレスに
押しつぶされそうな日々を送っていました。

娘が三歳半ごろ滲出性中耳炎と診断され、
小学一年生まで耳鼻科に通院。
就学前には、斜視の手術を受けましたが、
完全には治りませんでした。

ことばは少しづつ出てはきたものの、
同年齢の子に比べるとかなり遅く、
学習面も私がサポートしていました。

小学二年生で、主人の二度目の
海外赴任について行くため転校することになり、
小学五年生で帰国しました。

コミュニケーションの苦手な娘が
転校を繰り返した結果、
帰国後の現在の学校では、
極度の緊張症で声を発することもできず、
発表の時には、手足、声が震える
といった状態でした。

その反動か、家ではいつもイライラし、
家族との衝突を繰り返していました。

再び医療機関等での
治療・指導が必要なのかもしれないと、
一年間「ことばの教室」に通い、
歌のレッスンを受けたり、
カイロプラクティックに通院したり・・・・・

やはり、何の効果もありませんでした。

そんな時、友人からオステオパシーのことを聞き、
先生を紹介してもらいました。

治療から、1~2か月くらいたったころからでしょうか?

娘が日に日に穏やかになり、単身赴任から
戻ってきた主人もその変化にはすぐに気づき、
大変喜んでいます。

次女も「姉がとても優しくなった、明るくなった、
よく話すようになった」と喜び、
姉妹二人で楽しそうに過ごす時間が増えました。

極度の緊張症で凝り固まったものが、
一気に解きほぐれたという感じです。

ご近所の方にお会いしても、自分から大きな声で
あいさつをするようになりましたし、
話しかけられた時の反応が、明らかに明るくなり、
言葉数が増えました。

学校での発表も緊張することもなくなり、
学習面で私がサポートすることもなくなりました。

斜視も気にならなくなりました。

そして、とてもいいタイミングで中学受験の
面接がありました。大きな声で、ハキハキと
答えることができたようで、
合格をいただくこともできました。

12年間長女を育ててきて、こんな大きな
成長を感じたのは初めてです。

まだまだ課題はありますが、娘が毎日
ニコニコしながら過ごしている姿に幸せを感じています。 

実は、次女も先生にお世話になっております。

次女は、五歳の時に海外赴任先で、
チック症を発症しました。

はじめは”瞬き”だけでしたが、
鼻を鳴らしたり、のどが鳴ったり、
咳ばらいが続いたり・・・・・
小学二年生の一年間が一番ひどい症状でした。

小学三年で帰国し、環境が変わったせいか
帰国後1年間はチック症状は全く出ませんでした。

しかし、四年生になるとまた再発し、
これまでとは違い、「首を左右に激しくふる」
といった症状で、見ていてもその姿は痛々しく、
次女も自分の意思とは関係なく
首が動いてしまうので、激しい肩こりも起こり、
つらい日々を送っていました。

先生に診ていただいたところ、激しい首の振りはすぐにおさまり、
その日の治療中は一度もチック症状は出ませんでした。

先生のおっしゃるように、「またすぐにチック症状は
出てくるでしょうけど、少しづつおさまっていきますから
大丈夫ですよ」と言ってくださった言葉通り、

定期的な通院を続けた結果、あれだけたくさんの
チック症状は、すべておさまりました。

次女は、先生に診察していただくのが大好きです。
行くたびに、身体が楽になるのを自ら感じているからです。 

長女、次女ともに、どうしてあげたらいいのか?
どこで診てもらったらよいのか?不安に押しつぶされそうな
日々を救ってくださったのは、先生です。

「良くなりますから、大丈夫ですよ」と言ってくださったのも、
先生だけです。先生のおかげで、
家族もとても仲良くなりました。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。