人体が活動する為に多くのシステムがあり、
それらは各々エネルギーを必要とし、また
それによって活動をしている。
例えば免疫システム、呼吸システム、消化システム、
排泄システム、循環システム、脳などの中枢における
多様な働き(思考、反射、ホルモンの指令、記憶等々)
などである。
もし、何かの理由により、一か所にエネルギーを
集中させたとする。
すると当然、他系統のエネルギーは不足して
活動力が低下する。
たとえば、たくさん食べると消化にエネルギーを
使わねばならず、脳から血液が胃に向かうので、
脳が虚血状態となり、集中の持続が難しくなったり、
眠気を催す。
だから食後すぐのミーティングとか、難題解決は難しい。
あるいは、このように話しをすると分かりやすいと思うでしょうが、
ちょうど今の時期の学生さんは、受験だと思うが、
エネルギーが脳に大量に集められ、エネルギーを
必要とすることが続く。
それによって免疫システムのエネルギーを使ってしまうと、
風邪が入りこみ、試験が終わって安心すると、
風邪を発生し、熱を出すということになる。
よくよくエネルギー分配ということを考えてほしい。
食べるとき、食後に、運動しない、考えない。
食後すぐのお風呂は良くない。たくさん考えたり、
怒られたりした直後の食事は消化に悪いのだ。
こういう面をよーく考えてほしいと思う。