ワールドセラピーシステム

ジョン・E.アプレジャー

| コメントはまだありません

今世間一般の、多くの治療家が
頭蓋治療が出来ると言っているテクニックの
CSTは、私はあんまり、というか、
頭蓋治療としては全く評価していないが、

その上の、「ソマト・エモーショナル・リリース」
という「体性感情解放」と名付けられたテクニックと、
その後に続く「ダイアログ」「対話」テクニックについては、
さすがであると思っている。

アプレジャーはCSFを用い、身体と対話していたし、
クラニアルやSER(ソマト・エモーショナル・リリース)を
行い、潜在的にしまいこまれた感情の発露を
促すことをやった。

それにより、精神の問題やトラウマに対応するのだ!

つまり上に行けば、精神を解放しなければ
ならないことに気付いていた。

もちろん、今はどうなっているか知らないけど、
内臓マニピュレーションも頭の一部を用いて、
身体と対話して治す方法が、上級には存在する。

フィリップ・デュレル先生も、トラウマを受けると、
脳にスパズムを作るので、それを解放するのだと。

そして、セミナーの時に精神問題について
どう対処するかを話してくれた。

一流の治療には、全て精神を解放する
テクニックが存在するのだ!!

たとえどんなに優れているテクニック、
流派であっても、精神面にアプローチが
できなければ駄目である。

そして、ベルナール・ダライアン先生の
教えてくれたバイオダイナミクスも、
精神治療が存在する。

私は思う。

精神に向き合うことをしない治療は片手落ちであり、
重要なキーを1つ見落としてしまっていると!

そして、そういうことではどんなに今現在
結果を出していようと、長いスパンで見た時に
どうであろうか?

偉大なるオステオパスの技術には
あったのだから。