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万年筆談義

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最初の写真は、私の好きな
「フリクションボール」という、
インクの消せるペンです。

何をしているかと言うと、
指の上にペンを載せて、
紙の上に滑らせているところを見せています。

 

2つ目の写真は「モンブランのマイスターシュテック146」
というもので、同じことをしていますが、紙にインクが出て
線が引けています。

これをインクフローと言って、良い万年筆は、
ペンの重さだけでインクが出てきます。

 

次の写真は、イタリアの「デルタ」というメーカーの
「マウイ」と名付けられている万年筆です。
私の好きなメーカーの1つです。

そのデザインの多様さは、他に類を見ないほどで、
また、書き味もなかなか良いものです。

 次の写真は、同じデルタの万年筆で、

最近手に入れたものです。

これは「デルタ限定品ドルチェビータ14金万年筆
デモンストレーター」というタイトルの万年筆です。

透明ボディの為、中のメカニズムとインクの色を
楽しむことができ、またインクの残量が分かるという
大変すぐれものです。

また、この万年筆は、インク容量を上げているため、
長時間使っても、インクはすぐにはなくなりません。

うたい文句に、「本格的に万年筆の筆記を
楽しみたい方に、特におすすめの一本!」と
いうのがあります。

このメーカーの製作の特徴は、
ひとかたまりのレジンから、
職人が手作業で削り出して作ることで、
一本一本が貴重なものです。

削り上げ、さらに磨き上げるのだそうです。
何と手間ひまをかけるのでしょう。

まるで我々の治療作業のようじゃありませんか!

クリスタルのような美しいボディと言ってましたが、
まさしくその通りですが、写真で分かりますでしょうか?

 

次の写真は、やはり最近手に入れた、ペリカンと言うメーカーの
1930年代に作られた「プッシュ式ペンシル」です。

エボナイト製のボディで作られています。

対比させている万年筆は、ペリカンのM800という
シリーズの万年筆ですが、特徴的な違いは、
グリップの形状で、

今のものは「ペリカン」の顔だちをデザインしたものですが、
昔のものは、ペンも万年筆も、写真にある形をしていました。

エボナイトと言うのは、プラスチックが出来る前には
よく万年筆に使われていた材料です。
水に弱いという弱点があるようですが、
今のプラスチックにはない良さもあります。