ワールドセラピーシステム

根本原因と対症療法

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治療をするときには、大きく2つの対処がある。

1つは、今ある症状に対し、良くなるように
対応して治療する方法。

これは根本のところを変えていかないと、
時間がたつと再び症状を出す。

あるは、そこを消す代わりに、
他のところに症状を出すようになる。

2つ目は、身体のメカニズムの機能をブロック
してしまう原因に対して治療する方法である。

私自身は、NMRTという私の開発した検査法で
確認しながら治療をしている。

これは、術者の考えを反映するのではなく、
患者さん自身の潜在意識の要求を聞きとって
行うので、間違いをするということは、
検査ミスでもしない限りないと考えている。

最近来た新患さんは、他治療院では
治りきらないという症状で、右下腹部の
不快感と、耳の聞こえにくさ、その他であった。

いくつかのアレルギーと、過去に受けたトラウマの
治療後には、下腹部の不快感は消え、耳も聞こえが
良くなった感じがすると言っていました。

もちろんそれで治ったということではありませんが、
今までも私は精神の治療のみで、症状が完全に消え、
そして再発しないという人を何人も出しました。

過去の、本人が忘れてしまっているようなトラブルや
トラウマでさえ、現在にまで影響を与え続けている
ということが多々あります。

難しい疾患を持っている場合はなおさらです。

その人の過去や現在の生活の中に、原因となる
ものを見つけ出して、それに対して何かをしなければ、
根本的に良くなるというのは難しいのです。

そして、もっとも重要なことは、
それらの原因は、本人もまったく自覚しない症状や、
もしかしたら、今度も何かの疾患のもとに
なり得るということです。

本当の意味での予防医学を考えるというのであれば、
この根本原因は何かを追求する必要があるのです。