ワールドセラピーシステム

結果を出すこと

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今私は、WTS研究会会員に対し、
大変厳しい要求を出しました。

研修会において、それまでWTSを用いて
効果のあったことを報告してほしいと
お願いするわけですが、

改善したとか軽減したという表現が
かなり見られました。

その中には、もちろん謙遜や自信の無さや、
曖昧さが出ているのだとは思いますが、

私は「治った」とか「良くなった」とか、
「よくなっていっている」という症例を
聞きたいと思うのです。

それには、WTSを使う側に、それだけの決心や
決意や熱意、集中力などが要求されます。

しかし、技術を身につけ、実践に使うというのは、
そういうものなのです。

毎日の臨床をマンネリにしてはダメです。

常に探究心、熱心、熱意、注意深さを持って、
1人1人が、1人1人の患者さんに向かい合うのです。

もしそれが本物の技術であるなら、
そして自分がその技術と充分に謙虚に真摯に
向き合って身につけていけば、おのずと
結果を出せるようになるのです。

治療は長いスパンで見なくてはなりません。

その時良くなったことが、本当に長いスパンにおいても、
その通りなのかを見なければなりません。

早とちりは避けたいのです。

慎重に、そして熟慮して考察して用いたなら、
技術は熟成していきます。

次第に光が輝き、素晴らしい成果を出していきます。

これは私が以前から言っている「治療道」であります。

技術による結果、正しい用い方を繰り返し、
さらに熟考し、深みを増していくのです。

「求めよ、さらば与えられん」です。