人が何かをやり遂げたり、やりたいとか
立ち向かおうとする時に「信念を持ってやりなさい」
とか「信念を失わないように」とか考えたり、
思ったり、言われます。
しかし、「信念を持って貫く」、
「やり通す」ということと、「無謀」にやっていくは
全く違うものであり、それらを混同しているようにも
見受けられます。
無謀にやれば焦ったり、周りに迷惑をかけたり、
アクシデントを起こしたり、自分の本意とする
方向じゃない所へ行ったりします。
信念も使い方なわけです。
つまり、冷静さや慎重さを伴うことも大事です。
もちろん、強い意志を必要とするのですが、
この時に重要なのが状況、自分の周囲や自身に対して等の
「知的洞察力」でもって、よく見ることも大事であると思います。
ただし、「信念」は洞察に傾きすぎて、
やる強い意志が薄くなることは良くない事です。
今、何かをやり遂げようと信念を持って何かを
やるということが少なくなっている気もします。
人に言われて、やるではなく、自らが望んで
やるということが大事であり、自分の人生を
しっかり生きていくということであります。