ワールドセラピーシステム

魂なくば

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やる気、上昇志向、良い人生、
これらは今の若者が持てなくなっている
もののようです。

しかし、もし一度「治療家」という職業に就いて、
人を治したいと思うなら、これらはなくては
ならないものです!

肘を使って背中をほぐしたり、殿筋を押すのが
本当に人を治すのだろうか?

単に固い筋を伸ばせば、治療になるのだろうか?
本当に苦しんでいる人を救えるのか?

そういうことだと思う。

少なくとも私は、そういった類の治療をしたいなど
一切思わない。

私が修業時代に、それらはさんざんやって、
苦しんでいる人たちを助けられなかった経験、
それが嫌で、苦しく、なんとかしたくて葛藤していた。

それがあるから、今の私がある。

そういうたぐいの治療をしたとして、
治療家は本当に、そのやり方や仕事を
納得、または良しとしているのだろうか?

だとしたら、私にはとても理解できない、
全く違う人種であると思わざるを得ない。

人として生まれ、自分の限りある人生の時間を
何も生み出さないこと(せいぜい楽になった、
ありがとうと言われるくらい)に費やして、
人生を後悔しないのであろうか?

私は嫌である。