治療家が必ず知っていなければならない
身体の法則、身体の摂理と言うものがあります。
あまりに多く、多すぎる刺激は、
体内において混乱を引き起こすか、
体力を消耗してしまうので、
せっかくやったことが台無しになるか、
悪ければ、かえって悪化させてしまう
のがおちです。
体中にハリを刺す、体中を揉みほぐすは、
相手の体力を奪い、単に疲れさせてしまうというわけです。
それで、オステオパシーにおいては
「システム(系)の法則」があり、それを考え、
治療しなければなりません。
これを読んでいる治療家や、オステオパシーを
やっている人たちの中で、はたしてどれくらいが
この「系の法則」を知っているんでしょうか?
おそらく、ほとんどといっても良いほど、
知らないのだと思います。
今後私のゼミやセミナーでは、このことも含めて
教えていきたいと思います。
それが出来ていないために、必要以上の治療を
受けている患者さんが多くいると
いうことになるからです。