ワールドセラピーシステム

11月の臨床ゼミで

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私はバラル式内臓マニピュレーションにおいて、
気管支と食道の治療技術がなかったので、
自分で考えて臨床で用いているのだが、
これが実は大変重要なのである。

気管支が良くないために、肺の力が弱くなり、
それに内圧の陰圧が低下し、横隔膜を通して、
腹部臓器を引き上げる力が弱くなっているために
種々の症状を起こすことがある。

だから結果として、問題になった胃や腎臓、肝臓等を
治療したり、股関節や膝を治すのではだめなのだ。

胃の不調や、嚥下、噛み合わせまで、
食道が関与していることがある。

このテクニックを知らずして、
「私は内臓の治療ができます」とか言っている
先生は、患者さんに対して、充分な治療ができず、
申し訳ない気分であろうと思う。

この機会にぜひ、このテクニックを学んでほしいと思う。