ワールドセラピーシステム

人体は

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無意識に働いて機能する部分、
又は意識に基づいて動かされ、機能する部分がある。

呼吸は、その両者をつなぐ架け橋であり、
そのコントロールは、よくヨガや禅、
感情のコントロールなどで用いられてるのが
良く知られていることである。

意識して動かす機能においても、
本人の自覚なしに働いてしまうことがある。

その神経にすりこまれた記憶ー
情報であり、くせとか、脳の疾患とかによっても
引き起こされうるものなのである。

または本能によるもの、反射での動きもある。

こうした場合に、身体を壊した原因となる出来事が、
正常回路に影響したものと(つまり意識)、
副側路(つまり無意識下)に影響したものの
2つの系統を正しておかねば、治療は再び
元に戻るであろう。

つまり、完全な治癒とはならず、その場しのぎの
治療になってしまう。

その時の結果が良くても、やはりだめだということになる。
そのことを治療家はよーく考えてほしいのだ。

患者さんは良くなったと思って何度も再発を
繰り返する「これはもう根治しないのだ。持病である」と
思うようになってしまう。

そして、治療を受けるということに
光明を見出せなくなるのが。

治療とは素晴らしいもので、悩める人に
希望を持たせることができるものでありたい。