ワールドセラピーシステム

バイオダイナミクスオステオパシー

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これは今日、日本においては、
ジェームス・ジェラス先生のものが伝わっている。

今はどうなっているか知らないけど、
私が最初学んだ時において、オステオパシーを
修得していることが前提条件であった。

バイオダイナミクスは、おそらくオステオパシーに
おける、最高峰の技術に数えられるものだと思う。

アメリカでは、オステオパシー大学において、
一通りの勉強を積んだ先生が学ぶ技術が
クラニアル・テクニックであると聞いている。

大学によっては違うのかもしれないが、
そのクラニアル・テクニックの上が、
バイオダイナミクスオステオパシーである。

以前にも書いているけど、私がフランスに行って
学んだダライアン先生のバイオダイナミクスは、

私がカナダのシンポジウムであって、
「日本人があなたのバイオダイナミクスを勉強することは
出来ますか?」と直接交渉したときの条件に、

ジム・ジェラスのバイオダイナミクスを勉強していること
(つまり、知っていて、技術を持っていること)、
フライマン先生のセミナーに出ていること、そして、
フィリップ・デュレル先生のセミナーに出ていること。
当然オステオパシーを修得していることは言うまでもない。

以上を満たしている人のグループに対して、
セミナーをしても良いということで話が決まったのである。

だから本格的に日本でバイオダイナミクスを
勉強できることについて、ちょっとクラニアルを
知っているとか、オステオパシーが少しできる程度では、
本当にはバイオダイナミクスを修得して使いこなす
なんていうのは、非常に難しいのだ!

だから、しっかりとしたクラニアルのベースを持ち、
できれば何度もバイオダイナミクスのセミナーを受講して、
その理解を深めなくてはいけない。

現に、1回だけBDFTを受けた先生よりも、
2回目を受講した先生方が、2回目でやっと、
充分に理解することができたし、感覚がつかめたという
話しを聞いている。

それほど深い内容を持つ技術体系なのである。

私は安易に人に教えるつもりはないので、
今回のシリーズが終わったならば、
何度も言っているが、しばらくセミナーはやらない。