ワールドセラピーシステム

調和

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サザーランド先生は、オステオパシーの世界の巨人であり、
有名な言葉が、thinking fingerなのであるが、私はこれに
be still and knowを加えたい。

治療は、心静かに行っていると、患者さんの身体が
次第にバランスされていくのが、感覚(体感覚であり、
手ではない)で分かる。

だから、その治療室間においても
1つの統一状態になっていく。

アジャストのような力を加える時に、
その放射エネルギーが室内場に影響を与えるため、

隣にいて見ていなくとも、悪いアジャストの時に
現れる場の変化で、正しいアジャストでなかった
ことがわかる。

それゆえ術者は、自分の治療の場を乱されるのを
嫌うのである。

たとえば見学者がいて、その人の気持ちが
平静ならば良いが、疑いの気持ちを持たれたり、
反発の気持ちを持たれると、治療自体に
マイナスに働く。

治療家は、それゆえ自分の治療の場を
整えておく必要がある。