ワールドセラピーシステム

かたより

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我々治療家は、幸運なことに(?)
仕事中は両手を使い続けている。

そのおかげで、左右のかたよりは、
一般の人よりもだいぶ少なくなる。

しかし、多くの人は、意識しなければ、
利き腕ばかりを使う。

ドアを開ける、字を書く、物を持つ、歯磨き、
アイロンかけ・・・

できるだけ意識をしないと完全に
反対側の手は使うことがないのである。

無意識にでも
左右の手が使えるようにしておきたい。

武道における型の多くは、たいてい
左側と右側と、反対の動きを
入れているケースが多い。

これは、左でも右でも身体が使えて、
対応できるようにと配慮されているためである。

スポーツでもかたよるもの、テニスやゴルフなどは、
充分に注意してバランスを取るように、
反対側の動きも行うべきである。

その点、体操競技や水泳は、
左右が対称的である、

クロールは息つぎが同じなので、
注意を要するが。

右手、左手を細やかに使うことは、
左右の脳を刺激するのに大変良いので、
手芸などは良いのである。