ワールドセラピーシステム

病変連鎖

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今の医学が、治療院に来る患者さんを
治せない理由はいくつかある。

その一つが、構造体に関しての
アプローチと考え方の違いである。

多くの痛みに関しての症状に対し、
特定の病気が明白な時以外に、
医師は薬以外の方法を持たないし、
またなぜ、どのようなメカニズムで
そのような症状を起こしてくるかの理解も全くない。

もちろん、病理的連鎖については詳しい。

しかし、組織病変(病理とは違う!)の連鎖という
ことについて、全く理解されていないことを、
一般の人はよーく知っておいた方が良い。

しかし、これも治療家ですら、
知らない人たちがいるというのも
また事実なのである。

もう少し、この業界の底上げをして、
レベルが上がることを願うのみである。
(あまり期待できないが)

どうして今の治療家は、志がこれほど低いのか、
私には到底理解不能である。

要するに「人を治すプロフェッショナル」ではないのだ。
単なる「いあん」のプロでしかないのである。

身体の固いところをもんで、なんとなく痛みが消えていたなら、
治ったと患者(お客?)も先生も喜んでいる。

1.そこから何で、そのような症状を起こしたのか?
2.なぜ、なかなか治らなかったのか?
3.本当はどうすべきだったのか?
4.何がいけなかったのか?
5.再発させないためには、どうすれば良いのか?

これら全てを解決したうえで、良くなっているのであろうか?

もう一度、治す方も治される方も、
よーーく考えていただきたいものである。

これがないため、今この業界は、
陳腐なものになり下がっている。

一部の素晴らしい先生方がいるので、
これらの先生は別です。

そして、これら素晴らしい先生方の治療を
受けられている患者さんは、非常にラッキーで
幸せであると思います。

単なる疲れをとるならまだしも、
本当につらく困っている人が、
レベルの低い治療院に行っても治りません。

今のところに来られる人に、
今まで色々やったけど、よくなりませんでした、
という話を聞く。

私に言わせたら、「あなたは治療されてこなかった。
だから当然治らなかった。それだけです。」ということです。

しかし、治療する側の問題もあることは事実だけど、
患者側に問題があることがある。

それは、たった数回、しかも、間が空いていて、
それで治りませんと言われた日には、
その先生は本当にかわいそうである。

そんな患者はどこに行っても決して治らない。
もう治す心がけが全くなっていないのだから、ダメである。

また、そういう患者に対して、治療する側、
この場合当然、治すことを考えている治療家は、
真剣に治してあげたいという気持ちが、
湧いてこないのであろうが、これも自ら
招いたのだから、しょうがないのである。

だから、治される側も、もっと真剣に頑張って
通ってほしいと思う。そういうことで嫌な思いを
している先生も多いのだということを
分かっていただきたい!