ワールドセラピーシステム

感覚ー作用

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生体に力を及ぼし、変化を求める。

すなわち治療行為ということであるが、
この時に用いる力には、いくつかの種類がある。

1.純粋な力ー押す、引く、ねじる、まわす等
2.液体
3.気ー意識
4.エネルギー
(オステオパシーにおいてはロングタイド)

実は技術において優れているものは、必ず
この4つの力を含めているのである。

単なる力が一番よくない。

良い術者は、力を使っているようであっても、
必ずその中に液体や意識、エネルギーを用いて
いるのである。

だから、それを外から見ることは決してできない。
それは無形だからである。

だから、治療技術を教えるときに、
これらの感覚が存在し、それを示し、
教えることをしない治療というのは、

本当のことを教わっていないと思ってよろしい。

しかし、その先生は無意識に使っていて、
それを分かっておらず、伝えられないこともあるが、
それはまだ未熟と言わざるを得ない。

本当に技術に対し、深く洞察するなら、
当然わかっていて良いことだからである。

もし教えてくれないとしたら、それは
秘密にされているだけである。

つまり、
大事なことは教えないということなのである。

だから、このような場合、その先生から、
何年教わっても無駄なのである。

ただし、能力ある、才能ある生徒は、
それでもそれを掴んでしまうということはあるが、
それでも余計な時間を使って
学ぶということになってしまう。