ワールドセラピーシステム

ヒーラー及びセラピストに問う

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あなた方は、自分の施術を行ったときに、
それが効果があったことをどのように知るんですか?

鍼灸師には脈診というものがあります。
ただし、この難しい診断法ができる人のみ。

単に今、症状が「どうですか?」と聞くんですか?

そんな客観性の無い方法が、
効果ある治療ができたことを
証明するんですか?

それとも、来院された時の動きをやってもらい、
「どうですか?来られた時と比べて楽ですか?」と
聞くんですか?

「楽になりました」とか「気持ちいいです」とか
言われて、安心するんですか?

そんなもんは正しい判定にも何にもなっていません。

ある先生はこういうかもしれません。
「本人の自覚が大事で、良くなったと思ってくれたり、
痛みが消えれば、良い治療をした」と。

そんなレベルは馬鹿臭くてお話にもなりません。

それとも、「圧痛点の反応が消えたからOKです」
とでも言うのですか?

人間の体は、そんなに単純なのでしょうか?

色々なチェックを知らず、もしかしたら自分が
見過ごしてしまった病気があるかもしれないとは
考えないのでしょうか?

「でも治療に来られた理由がなくなれば
それで治療としては十分なんじゃないですか?」

確かにそれすらできない先生が大勢いるのだから
それも立派なことでしょう。

しかし、私は最近特に思うことがあります。

食べ過ぎれば胃が苦しい、
合わないものを食べたらお腹をこわす、
無理な運動をしたら身体が痛む、など、

これは正常な反応だと思いませんか?
それは私にも起こることです。

むしろ身体からの、「それはやりすぎ、
適切ではないですよ」という言葉、
メッセージであると受け止め、自ら
改善することなんじゃないでしょうか?

それより、元気になって、前向きに生きていけて、
生活が楽しく、仕事に対して前向きに取り組め、
未来に期待が持てる、そんな気持ちになれて、
幸せな人生だと思える状態になることの方が、
大事なのではないかと最近特に思います。

それには、目に見えないことも見つけ、
変えてあげるのが重要なんじゃありませんか?

オステオパシーには、可動性を見る、生命力を見る、
CSFを見る、傾聴、タイド、ディストーション
パターンを調べる、等々多くの検査法がある。

そしてWTSには、NMRTがある!!

これだけの診断法を持つ治療家に
かなうべくもないのである。

私はそれで卑下しているのではなく、
同じく健康という目的に対して
施術を行うというのであれば、

鍼灸師でも、マッサージ指圧師、
カイロプラクター、ヒーラー、セラピストも
いかなる人たちでも、もっと体のことを
診断する技術を持ってくれといいたいのである。

それで自分のやったことの正否を
見極めなさいと言いたい。

しかし、これを読んでも多分多くの、
こういう技術を持たない先生は、
勉強に来ないと断言します。

これを読んでいる一般の人に言いたい。

なぜ彼らは勉強に来ないと、私は断言できるのか?
答えは簡単。

正しい診断ができるようになったなら、
自分の持つ技術が、ちゃんとその人を
治療できていないことが明確になってしまう。

つまり、自信を失うのが怖い。
または認めたくないため、明確な
診断法を学ぶことをしないでしょうね。

本当にプロ意識を持つ先生なら、
たとえ自分の今やっている技術とは
違っても、前に進む道を選んでくるでしょう。

しかし、それには勇気がいります。

今までやってきたことの、良い面、悪い面が、
明確になることを恐れないこと!

患者さん(もしくはクライアントーこの言葉は
私は嫌いです)に嘘がつけなくなる怖さ・・・。

しかし、そんなもん全てとっぱらわなければ
進歩は何にも起きません。

そして、悩める患者さんを救うなんて、
100年かけてもできませんよ!