今年は縁あってか、今までの私の収集人生の
うちでも野口整体に関する資料は本当によく集まった。
オステオパシーをやっている人間で、
これだけ野口先生の関係資料を持っている
人間は、まずないのではなかろうか?
だいたいオステオパシーを勉強していて、
野口先生どころか、フルフォード先生のことすら
知らないという人たちのほうが圧倒的に
多いのではなかろうか?
本当に嘆かわしいことである。
オステオパシーの歴史を振り返ると、
その発展史上、何名かの偉大な先生によって、
オステオパシーは進化を遂げている。
しかし、その中にあって異彩を放ち、
独自の世界を切り開いたといえるのが
フルフォード先生である。
そこはオステオパシーと野口整体の
全く異なる点ではあろうかと思う。
野口先生の作り出した治療は、
健康観、潜在意識教育はすなわち
野口式とうたっているので、
先生一代の偉大な整体ということ
なのであろう。
あまりに偉大な先生が一代で作り上げた
整体であるという感じがするのは、
私だけであろうか?